ちかっぱ看護師の決意ブログ

ただの看護師が、豚骨ラーメン屋を開業するまでの長い道のりブログ

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救急外来に患者がバ○ブ突っ込んで運ばれてきた話

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看護師仲間と話をしてたら、時々びっくりするようなとびきりのニュースをもらうことがある。

大学病院に務める友人Sに聞いた話が衝撃的だったのでSの証言を思い出して文章にしてみた。

 

(ここからS氏の証言)

私は、大学病院に務める看護師26才女

普段は、消化器外科病棟で働くが

たまにスポットで救急外来に手伝いに行くこともある。

 

救急外来ではもちろん重症な患者が運ばれて来ると、絶対に助けなきゃって医師や周りのスタッフが一致団結してよくあるドラマみたいな素晴らしいシーンを描く事もあるのだが

 

救急外来の1割・・いや、2.5割くらい

ちょっと問題ありな患者が運ばれてくる事がある

 

救急車のサイレンがなると、救急患者が運ばれてきたサイン

「こんな、深夜に起こすなや!!」という言葉は出ないが、ヤクザみたいな顔をした、寝起きの悪い医者をたたき起こす。

深夜2時過ぎ、サイレンと共に患者が運ばれてきた。

 

今日の患者は30代男性 腸内に異物が入り、自己の摘出困難との情報 

 

病院の場所がらゲイが多いのか。たまにゲイが腸穿孔したと運ばれてくる。

※腸穿孔とは、そのままの意味で腸に穴が開くと言うこと

 

ゲイと言えば、肛門愛

浣腸して、腸内をクリアにしていればそんな簡単に破けるものでもないが

どんな激しいプレイをしてるんだよ!!と頭の中でゲイの激しいプレイがよぎってしまい、「うぷっ」と気分が悪くなった。

 

腸穿孔は、結構怖い病気で手術をして縫合するが、菌による感染から腹膜炎になるリスクがあったり命に関わることもある。

 

なので、必要以上に肛門は攻めないであげて欲しいと思いながら

ゲイが運ばれてきた。

 

肛門から、大人のおもちゃが抜けなくなって困ったという理由で救急搬送

 

スタッフ一同心の中で「よく来たな!」っと思ったけど、決して口には出さないプロ意識

 

ちょっと恥ずかしそうにしているクマヒゲのゲイの患者A

そして、一緒に付き添いに来た同じくクマヒゲのパートナーBが心配そうな顔でAを見ていた。

 

医者が状況を聞き始める

医者「肛門から、何を入れたんですか?」

 

やや戸惑いを見せながらゲイAが答える

ゲイA「お・・・おもちゃです。早く取って下さい!!キャ~もうだめぇ」

 

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医者「腸穿孔するとまずいし、ちょっと手を突っ込んで取るしか無いか・・」

ゲイB「お願いしますっ♡」 そして、Bは退室させられた

 

医者が手を突っ込んで、異物を取ろうとしても

異物は回転しながらどんどん奥へと進んで全く取れる気配はない

 

医者「これは、やばい!このままでは腸穿孔をおこしてしまう・・。」

ゲイAは、ひたすら何とも言えない声であえいでいる

(ただいま深夜2時の事)

 

こんな深夜に、先生はゲイの肛門に手を突っ込んでいる・・。

笑ってはいけないが、ちょっとその光景には笑えてきた

 

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しかし

1時間以上その光景が続くと、さすがに笑えなくなってきてしまった

医者は、なんとも言えない表情ではた迷惑な彼の肛門を1時間近くまさぐっていたのだが

もはや同情しかない。

 

医者の当直1晩約10万円という腹立たしい高給取りも、今晩だけは大目に見てあげたくなってきた

 

そろそろ緊急手術が必要になってくるのでは、とみんなの頭はよぎっていた。 

緊急手術となるとちょっと大掛かりで大変な作業が増えるので、もう少し先生に頑張って欲しいと祈っていた所

運よくバイブらしき物の充電が切れたよう

 

無事、患者の直腸から異物を摘出することに成功したのだ。

(ただいま深夜3時の事) 

 

 

スタッフ一同ほっとしたと同時に、どっと疲れてしまった。 

 

 

医者がゲイに対し

医者「もう取れたから!こんなことしたら、下手したら死ぬ事もあるかね!こんな物が取れなくなるような使い方はしないように!」と医者からゲイ2人に対し今後の生活指導を厳しく行った。

 

 

病院で働いていると、こんなチン事件はちょいちょいある話ではあるが

「深夜に無茶な おもちゃで、過度な遊びは止めていただきたいものだとつくづく思います」と看護師仲間の子が語っていた。

 

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